ご注文・お問い合わせ  0120-12-5643  [11:00~20:00 水曜定休]
1. お肌・ボディ・ヘアなどに関する悩み
2. 成分について
3. その他
4. 使用方法など

1. お肌・ボディ・ヘアなどに関する悩み

肌に弾力がないのは水分不足ですか?

いいえ 違います!
弾力がないのは主に『コラーゲン』の劣化です。
コラーゲンは、お肌の中でベットマットのような「ポヨ〜ん!ポヨ〜ん!」という役割をしてくれています。そして、それに絡まっている『エラスチン』というタンパク繊維がスプリングの役目をしています。

この二つのタンパク繊維が、お肌にハリのある「ポヨ〜ん!ポヨ〜ん!」とした弾力感を与えてくれているのです!
また、これらの細胞間質をゼリー状の『ヒアルロン酸』などのムコ多党糖類(ようするに糖です)が、強い保水力を維持しているのです。では、お肌の水分は何のために役立っているのでしょうか?それは・・・

主に体内の代謝のために役立ってくれています。主に保水されている場所は、コラーゲンといっしょの、真皮層という血管、神経が通っているところです。皮膚は皮脂膜という薄い油膜があるので、皮内の水分が蒸発して逃げることができず、だから皮膚の中の水気も豊かで、いわゆるみずみずしい肌が維持されいるのです!

お肌の水分や弾力をつくってくれるのは食べ物です!
それを補ってあげるのが化粧品なのです!

かゆみと乾燥がひどく、赤みもあり、元々アレルギー体質です。どのようなケアが必要でしょうか?

化粧品の選択は慎重に行なわないといけません。
いきなり化粧品に切替えたりすると、逆効果になってしまうことがあるからです。
「美容」と「治療」は扱える範囲が違います。とくに気をつけなければいけないのが、もしステロイドを使用されている場合、急に化粧品でのケアに切替えたり、併用したりすると、ステロイド独特の禁断症状のような反応がおこる場合があります。

まず、美容からできることは、洗顔のレベルを落とすことからです。お手元の石鹸が問題なく使えるようになるまで治療を行い、その後、皮膚科の先生と相談しながらステロイドの使用量、回数を軽減させつつ、通常の洗顔が行える範囲まで持っていくべきではないかと思います。

そして、何より自然回復を待つことが近道です。
自分の皮脂(天然のクリーム)を溜めることが、弱化した皮膚表面の角質を強化してくれるからです。

※どうして「痒み」がおこるのか?
痒みや刺激もそうですが、皮膚表面の環境の弱化と深く関わりがあります。
かゆみがおこるのは、皮膚表面の角質を含むバリアが弱化し、そこから空気も含めて異物が皮内へ入りやすくなり、すると皮内にある肥満細胞という細胞に触れて、ヒスタミンという分泌液を出します。その分泌液が神経に触れるからかゆみを感じるのです。

中1になる娘のおでこにポツポツとニキビのようなものが出てきました。どのようなケアが必要でしょうか?

現在、中学一年生であれば、ちょうど思春期に入るころでしょう・・・
この時期は、皮脂分泌がもっとも活性化し、肌をしっかりと形成しはじめるころですから、脂性肌やニキビに悩むのは自然な現象でもあます。 でも、年ごろの女の子ですから、やっぱり気になってしまうでしょう・・・
むしろ、この時期に限って皮脂分泌に男女差が見られないのも大きな特徴です。
ニキビ対策の基本は、正しい洗顔にあります。「クリームソープ」でやさしく洗顔をしてあげて、その後、お肌にあうことを確認した上で、「ローショントゥウェンティ」を使用してみてください

ただし、洗いすぎたり、お水による保湿を意識した化粧品等を使って「保水」を継続的に行うと、一時は改善されたように思えても、皮膚環境を親水性に傾けてしまいお肌がふやけ弱化してしまいますので、注意してください。

日焼けをした次の日はどうしても乾燥してしまいます。良い手はありますか?

日焼けからくる乾燥には、皮膚表面の酸性環境のサポートを常にすることがポイントになります。
お仕事やスポーツで汗を流した後、すぐに弱酸性ローションを日焼けしたと思うところにつけてあげてください。

次に、クリームを薄く塗ってあげます。

基本的に、乾燥を感じなければ「夜」のケアはローションまででOKなのですが、その日だけはローションの後に、基礎クリームを薄く塗っておやすみください。

「かかと」のカサツキがどうしようもないです。良い手はありますか?

お風呂から上がったら、ローションをつけてあげます。次にコールドクリームまたは基礎クリーム塗ってあげてからラップで「かかと」を5分〜10分程度包んであげます。これを1週間もしくは2、3日でも構いません。皮膚にうるおいをあたえてくれます。

※割れて痛いアカギレ状態でしたら、傷を治してからにしてください。
※カカト(踵)は、皮膚の中で一番厚く、しかも毛穴から出る皮脂はないため、汗腺から出る汗だけが表面を潤すもとだから、とくに汗が出てこない冬は乾燥が目立ってガサガサしてしまうのです。

髪にツバキ油を使っていますが、ちょっとベタベタします。ほかに何かオススメのものはありますか?

ゼノアの『頭髪香油』です!
髪に艶をあたえ、裂け毛や抜毛も防ぎます。ツバキ油やヒマワリ油など日本人の髪質に合った植物油をブレンドしたヘアオイルなので、イメージよりまったくベタツキを感じません!匂いもやさしい香りです。

以前にも、同じようなお悩みのお客様にオススメしたら、今では「これがないと絶対にダメ!」とおっしゃっています!
しかも、量もなかなか減らないのでとても経済的です!

石けん洗髪がうまくできません・・・・・どうすれば良いでしょうか?

もしかすると、予想以上に髪が傷んでいたか、もしかするとすすぎが不十分なのかもしれません・・・・
石けん洗髪は少なからずコツがあります。上手に行うコツは以下のとおりです。

1.まず丁寧にブラッシング
ブラッシングをして、傷んだ頭皮の角質やほこりを取る。
2.お湯で素洗いをする
洗髪の前に、少し高めの温度(40〜42この程度のお湯が使用できない場合は頭皮がだいぶ傷んでいる可能性があります。)のお湯でよく素洗いをします!これは、お湯でホコリやある程度の皮脂をあらかじめ洗い流すことと、石けんの洗浄性が高温で良好に発揮されることを利用しての処置です。

3.石けんシャンプーをつける
石けんシャンプーを手に取り、髪の生え際など数ヵ所つける。

4.洗う
指先の腹で、石けんシャンプーを泡立てながら頭のてっぺんに向って洗う。泡で髪の毛や頭皮をくるむように、頭皮はマッサージするように丁寧に洗う。

5.すすぐ
お湯で石けんシャンプーを十分に洗い流す。頭皮についたシャンプーもしっかり洗い流す。

6.酸性リンスをする
酸性リンスをよく髪、頭皮にもみこむようにまんべんなくリンスをする。
キューティクルや頭皮等に残った石けん分を中和するためです。

7.すすぐ
酸性リンスをお湯でよく洗い流す。

※タオルで髪を拭いた後、「頭髪香油」を手のひらに数滴おとし、毛先から2/3ぐらいまでよくもみこみます。すると、髪につやをあたえくれて、最後にドライヤーで乾かす。

2. 成分について

ミネラルオイルが配合されています。大丈夫ですか?

化粧品中に配合されるミネラルオイルとは流動パラフィンのことです。

化粧品に使用する鉱物油としては、流動パラフィン(ミネラルオイル)やワセリンが有名です。この流動パラフィンを化粧品に使用するには、「食品添加物規格」「日本薬局方規格」「化粧品原料基準」(食添・薬局方・粧原基)をクリアしているものを使用します。(2000年以降、化粧品原料はメーカーの自主規制に委ねられ、これらの基準はあいまいになりましたが、これらをクリアしたランクの原料を使うことが望ましいので、あえて判断基準とします。)

この他に、JIS規格に準ずる特級・1級等の基準を引き合いに出す場合もあるようですが、これは工業用途の流動パラフィンに準備された基準で、皮膚に塗布したり食べたりするための安全基準ではありません!もちろん化粧品の転用には適しませんし使用不可です。

では、鉱物油の問題点とはいったい何なんでしょう・・・・・?

その中に不純物として含まれる環状化合物(多くは芳香族炭化水素〜タール色素や紫外線吸収剤はこれらから作られます)です!これらを除けばいいのですが、それにはコストがかかります。通常、化粧品には食添用のものを使いますが、食添用ランクでも不純物が若干残ってしまう場合があります。(こういった油は純度を高くしすぎると体内で消化、吸収されにくくなり下剤になってしまいます。医療では高純度の油を下剤のコーティング剤として使用したりします。)

しかし、ゼノアでは30年前から紫外線吸収スペクトル分析でも、不純物が検出できないハイレベルの超精製パラフィンを使っているので心配いりません!鉱物油は不純物さえなければ優秀な高級炭化水素(高級とは分子量が大きいという意味)としてクリームの品質安定にとても役立つものです!

パラベンが配合されていますが大丈夫ですか?

ゼノアは、クリームの油分での皮膚バリアの補強を重要としているため、その成分構成もできるだけ皮脂に近い物質を意識しています。

本来、皮脂は皮表にあって酸化、腐敗しやすい存在です。
だから、あまり洗わずにいると臭くなりますね!ですから、天然を意識、応用した素材を使用すればするほどクリームにはどうしても添加物が最低限度必要となってしまうのです。
(この段階で「腐らないのに無添加」という無添加化粧品の矛盾が生じてくるのです・・・) 

パラベンは、他の防腐剤に比べて添加量を抑えることができるのが最大のメリットです。
ゼノアは、70年の歴史の中で防腐剤としてパラベンを優先的に配合してきましたが、アレルギーのような特定された症状以外でパラベンで大きな障害が生じた経緯は報告されていません。また、パラベンほど、バックデータの豊富な原料もなく、規制による配合量も明確で、100g中で総パラベン量1%以下が限度です。

もし、パラベンを使用した商品が、乳液のような強い浸透力を持つ商品であるならいくつかの問題は生じるでしょうが、ゼノアは角質の補強と皮脂の代用をクリームに期待しているので、パラベンを皮内へ浸透させる心配がありません。

尚、石けんで落ちるクリームなので残留して浸透することもありません。どうかご安心下さい。

ちなみに、自然系といわれる「ヒノキチオール」の適正使用量はパラベンの10分の1の0.1%以下となります。イメージとしては、ヒノキチオールの方が量を多く使用できる感じがするのですが、実はパラベンよりもヒノキチオールの方が刺激性は強いのです。

パラベンの区別は大まかにメチル、エチルが水溶性で、プロピル、ブチルが油溶性であると区別できます。商品の性質に合わせて配合する種類が決まるのす。

香料が配合されていますが大丈夫ですか?

ハイ!大丈夫です。
ゼノアが化粧品に香料を使用する理由は原料臭対策にあります。
たとえば、クリームは皮脂という皮内から分泌される皮脂という天然素材の成分構成に注目し、出来るだけそれに近づいた処方を意識しています。なので、皮脂という自然物(酸化、変敗しやすい)を意識するから原料臭の対策をとらねばならないのです。
長い履歴を有することで実用上安全性が確認されている香料を優先的に使用しています。
その配合量はごく微量なのですが香料を商品中に均一に分散する物質(保香剤、界面活性剤等)を使用していませんから揮発性を有する香料が使用時に容器上方へ集まり際立って感じる方もいるようですが、実際の配合量を考えると皮膚に弊害を与えるレベルではあり得ません。
ご安心下さい。

アルコールが配合されていますが大丈夫ですか?

ハイ!大丈夫です。
アルコールを化粧品、特に、化粧水に配合する主な理由は・・・
化粧水に配合される各種原料の溶剤としてです。また、ご存知のようにアルコールはすぐ揮発するので一瞬感じる清涼感を得られます。

通常、アルコールはたんぱく質を変性させるといわれています。
それがノンアルコール思考へ繋がったんでしょう。

実験レベルで、例えば・・・
髪の毛を1週間も高濃度アルコールの中へ、揮発しないようにフタをしてつけこんでおけば髪の毛がボロボロになるでしょう。しかし、基礎化粧品への配合は、あくまでも溶剤としての使用がメインなので、育毛剤のように刺激を得るための濃度のようには使用しません。

通常、ローションに配合するアルコールぐらいでは、お肌のトラブルになるとは考え難いのです!
これは、まれな例ですが、ひどい乾燥肌だったり、皮膚のバリアがすごく弱くなっていたりしたら、この程度のアルコールでもたしかに刺激の限界を超えることがあると思います。(アレルゲンであることがわかっている方は別です。)
もし、このようなお肌の状態であれば、石けんをはじめすべての化粧品の使用はストップしなければいけません。そうなったら、辛いかもしれませんが、自然回復をじっくり待ちましょう。

なぜ「クリームソープ」に酸化チタンが含まれているのでしょうか?

クリームソープに使われている理由は二つあります!一つ目は、商品自体の紫外線対策です。その理由は、石けんのベースは主に油脂なので、劣化するのを抑えるためです!二つ目は、酸化チタンは白色顔料としても使えるので、石けんの黄ばみを防止するために使用しています!もしこれを、無添加石けんとした場合、どうしても腐敗、酸化は防げなくなります。あくまでも化粧石けんであるメリットを追及した純石けんなのです。

サンケアにつかわれている酸化チタンの大きさは何nmでしょうか?また、表面を何でコーティングしていますか?

ゼノアの顔料を使用しているサンケア及びメイキャップ化粧品に配合している「酸化チタン」は、卵黄油および水酸化アルミ、ベンガラでコーティングしたものを使用しています。大きさとしては、ナノ単位のものは使用していません。

石けん会社から出ているクリームを使っています。もちろん、大丈夫?

はい!大丈夫です。
ただし、石けんで乳化していたら全て良い化粧品というわけではありません。

良い化粧品とくに基礎クリームは、皮脂の代用品に成りえるかどうかです。これは脂質の構成によります。
その理由は、石けんだけで乳化すると、どうしても乳化力を強化するために配合量が増えてクリーム自体が若干アルカリへ傾いてしまい、お肌の環境(弱酸性)とは逆の性質になってしまうので、皮膚生理上ためにならないことが心配されるからです。

石けんだと、皮脂構造とは違う単純な油脂しか扱えないこともあるので、基礎としては役に立たないこともあり得るのです。
成分的には問題がなくても、皮膚生理に適うかどうかという観点を常にもって化粧品選びをされるともっと良いですよね。

「レチノール」というのは、たしか刺激があるとかで、よくない成分と聞いたことがあります。実際はどうなんでしょうか?

ビタミンA(レチノール)は、皮膚コンディショニング剤として昔から利用されてきている化粧品原料です。

ゼノアでも、レチノールを油剤に溶かし込んだビタミンA油を各種クリームに配合し、皮膚表面を整えるサポートを期待しています。また、ビタミンAやビタミンEは、脂溶性の栄養素で、摂取した場合、体内、脂肪に蓄積されやすく、その酸化活性も微量で優れているので、摂取には摂取量の目安があり、化粧品への配合には配合制限があります。

化粧品が多少なりとも、皮膚を経由して皮内へ入っていくことに配慮してのことでもあります。
ちなみに・・・ビタミン自体微量栄養素で、特に、脂溶性ビタミンの過剰摂取には問題があります。しかし、ビタミンA油は、化粧品の「毎日使用し続けても問題のない成分量」という定義に従った配合量で製造されるので、現在まで大きな問題となった事例はありません!

おそらく、「レチノール」のことではなく・・・・
「レチノール酸(レチノイン酸)」のことではないでしょうか?
「レチノール酸」は米国では、使用が制限されている原料だからです。この成分は、微量配合でも角質溶解性、還元性が過剰であることが指摘され、化粧品原料としてはふさわしくないとされています。日本では、使用禁止リスト(ネガティヴリスト)への掲載はありませんが、医薬品に属すので、やはり使用禁止成分となります。

3. その他

漆、銀杏でかぶれる傾向にあります。ヘナは肌に影響は無いでしょうか?ヘナは髪への影響(気になる薄毛への影響)は無いでしょうか?

ごくまれに、これまでに植物アレルギーを起こしたことがある方や、アレルギーを起こしやすい体質の方には、純粋なヘナでも肌に合わない場合があります。
お医者さまにご相談の上、必ずパッチテストを行なってからご使用されるようにしてください。

また、髪へのダメージですが、これはございません!
髪を傷つけることなく染められ、かつトリートメント効果がありますので、逆に髪にコシが出て元気を取り戻します。

では、ここで「ヘナ」についてお話をさせていただきます。

ヘナは・・・インドや北アフリカを原産国とする天然の植物で、古くから薬や染料として多くの人に愛用されてきたハーブです。
欧米では既にトリートメントや染料剤として非常にポピュラーな存在で、日本でも髪やからだに安全な植物性のヘアカラーとして、徐々に普及し、さまざまなヘナが販売されています。また、髪を染めたくても、市販の染料剤ではかぶれてしまう、危険性を知っているために利用できない、やむを得ず使っているけれども、より安全なものがあればと思う方が予想以上に多いようなのです。

「ヘナ」はそのような、期待に十分添うことのできるものではないかと思います。
ヘナは染毛効果とトリートメント効果を兼ね備えたすばらしいハーブです。しかし、欠点があるとしたら、白髪がオレンジ〜赤褐色に染まり、日本人の黒髪とのバランスとしては明るすぎること、カラーバリエーションが出しにくいことです。

この欠点を補う目的や消費者の天然志向人気に便乗して、ヘナをベースにしながらも、カラーバリエーションを増やす目的で、一般の化学的な染料剤と同様、アレルギーを引き起こす可能性のある化学染料を添加した製品も「ヘナ」として出回っている現状があります。

また、2001年4月の薬事法の改正によりヘナが化粧品の原料として認められました。これにより、化粧品登録をして販売している商品は、全成分表が義務付けられ、消費者の方がパッケージをみて判断できるようになりました。

ちなみに、当店で取扱をしているメーカーの「ヘナ」は義務付けられる前から全成分表示を行なっているところです。ただ、薬事法改正後もヘナの良さや体へのよさよりも、どうしても色やイメージの方が優先されてしまいますよね・・

4. 使用方法など

乾燥気味の時のお手入れ(朝/夜)はどのようにすれば良いでしょうか?(びがんこ、コールドクリーム、ローションの使用方法は?)

乾燥気味のときは・・・
「コールドクリーム」⇒「湿らせたティッシュかコットンでふき取る」⇒「びがんこ」でOKです。
乾燥がひどい場合、無理に蒸しタオルをされない方が逆にいい場合もあるからです。ただ、いちばん気になったのは、「朝はローションをコットンにつけて軽くふき取る」です。

これは、まったくする必要がありません。
もしかしたら、それが乾燥気味の大きな原因かもしれません・・・。

朝は、「素洗い」⇒「ローション」⇒「クリーム」⇒「メイク」という流れでOKです!
もし、調子があまり良くないときは、素洗いをしないで、いきなり「マッサージクリーム」を使って軽〜くマッサージをし、このときは蒸しタオルで軽くふき取ってから、「ローション」⇒「クリーム」⇒「メイク」の順番でやってみてください!

とにかく、ローションをコットンにつけてふき取ることだけはしないで下さいね。

洗顔後に消しゴムのかすの様な物が良くでます。これは無理に取らない方がいいですか?

おそらくすすいだ後、ローションA−30を使用した時に消しゴムの様なかすが出たと思うのですが、ローションA−30に配合されている「タンニン酸」が、タンパクの汚れを吸着させて、それがポロポロとアカとなって落ちているんです。
炎症や刺激を伴わないのであれば、これは問題はありません!

たとえば、風呂に入ってアカが浮くのと同じことで、これも洗顔+ローション使用である程度は自然な現象なんです。朝の洗顔時に多くみらるという報告があります。角質がしっかり形成されていけば徐々にでなくなってきます!
その他、クリーム20のようにさっぱりしたクリームで油分が少ないクリームを落すときに柔軟性や保湿を得ているカンテンやヒアルロン酸Naなどの高分子原料がアカを吸着し 、それがポロポロ落ちることもありますが、これは商品のコンセプトの問題であって、肌に弊害はありません!でも、気になるからといって、ゴシゴシと無理に取らないようにしてください。スキンケアは程ほどの力でするのがちょうど良いのですから。

美顔器や超音波によるマッサージは、お肌にとってどのような作用があるのでしょうか?負担がかかるのでしょうか?

まず、超音波ですが・・・これは振動性を持っていて、水はその振動性を効率よく伝える媒体となります。
これは振動性を持っていて、水はその振動性を効率よく伝える媒体となります。なので、水の環境と併せて利用することで泡を発生させ、それが破裂する瞬間のエネルギーを利用して洗浄します。

また、泡の運動が汚れを浮かせます。よく美顔器とセットとなって、ジェルや水性化粧品を併用されますが、そういった理由からです。水、汚れなどの界面をなくし洗浄性を向上させるため界面活性剤を利用したジェル商品が多いですよね。

本来、美顔器に用いられる超音波の原理は、人体用ではなく金属、ガラスいわゆる宝石、メガネなど工業的な洗浄を目的としたことがはじまりのようです。人体に用いることは、皮膚表面の洗浄目的以外にも、自然と浸透性向上、洗浄性向上へ作用する場合があるので、うぅ・・・ やはり、好ましいとはいえませんよね。

用途的にみても、皮膚表面環境を親水性に傾けてしまうので、使い続ければ皮膚バリアの弱化を招き、シワ、タルミの原因になるかもしれません・・・

でも、高価なものであればあるほど、使わないともったいない気持ちにもなってしまいますよね・・・

クリームA−30を化粧下地として使う場合の使用方法は?

ローションA−30で薄めたものでも、ちゃんと下地として役目は果たしています。
とくに、夏はそのまま使うより、ローションで薄めたものを塗ってあげた方が重たく感じませんからね!

あと、現在、○○さんはその上にどんなタイプのファンデーションをご使用ですか?ネオパウダーファンデーションのみでしょうか・・?

もし、これからネオパウダーファンデだけで乾燥を感じるようなことがあれば、その時は今より薄めないで使用するか、それともそのまま塗ってあげるかにしてあげてください。

ただ、他社のファンデーションをお使いの場合は、その種類にもよりますが、割らないで使った方がいい場合もあります。

今はとくにあせもは出来ていませんが、酸性パウダーを子供につけてあげた方がいいですか?

そうですね・・・
あせもができていなければ、とくに酸性パウダーを使う必要はありません。

ただ、あせもの原因は、「汗」ですから、これから夏になってだんだん暑くなってくれば、汗も徐々に出てきます。すると・・・

皮膚表面は湿り気をおび、細菌の繁殖の温床になりやすいので、あせもができやすくなります。

その日の天候とお子さんのお肌の様子を見ながら、つけてあげるのも良いと思います。
ただ、肌がカサカサして乾燥してるようでしたら、まだつけなくてもいいですからね!

ローションA−30はローションA−30αに比べて乾燥する気がします。どのように使い分ければ良いでしょうか?

そうですかぁ・・・
乾燥をしているような感じがしますかぁ・・・・

これは、「ローションA−30」で使用している保湿剤の数が、「ローションA−30α」とくらべて少ないから、今までよりサッパリして、それで乾燥をしているような感じがしてしまったのでしょう!

そうなると、○○さんのお肌には「ローションA−30α」の方が、合っていると思いますので、次回からは「ローションA−30α」にもどしましょうね!

両方使ってみて「やっぱり私にはA−30よりA−30αが落ち着くわ!」といって、ずっと「ローションA−30α」をご使用になられているお客様もたくさんいらっしゃります。

もちろん「ローションA−30α」にも、お肌を引き締める

パックは70%ほど乾いたら洗い流していますが、毎回、額や鼻が赤くなってしまいます。正しい洗い流し方は?

額や鼻は、皮膚の中でもとても代謝が盛んな場所ですので、だから乾きも早いし、敏感な場所でもあります。

赤くなるということはたしかに軽度な炎症を起こしていますが、痛みなどを感じないようであればパックが出来ないほど弱肌にはなっていません。
おっしゃるとおり、もっと早めに洗い流してあげるか、パックを薄く塗るか、もう少しパックをゆるく作ってあげるかして、まずは調節してみてください。

これは、大丈夫だと思いますが・・・ 

パックを水で洗い流す時に無意識のうちに擦って洗い流していないかです。
擦ったことによってパックのスクラブが肌を刺激して、それで赤くなってしまう場合もよくあるからです。
これは、一つ方法としてですが、刺激の限界を超えない程度にパックが乾いたら、すぐ水で洗い流すのではなく、一度、パックに水を軽くかけてふやかしてから(=ゆるくさせる)または、霧吹きを使ってパックに水をかけてふやかしてから洗い流してあげると、今よりやさしく洗い流せます。

化粧をしない日でも、コールドクリームは使った方がいいですか?

必ず使う必要はありません!
お肌が健康で皮脂が十分に出ている状態ならば、石けん洗顔だけでOKです。

石けんで洗顔して30分程度でお顔のツッパリ感が消えるようであれば問題はないでしょう

ただ・・・ 
30分以上たっても、なかなかツッパリ感のなくならないようなお肌でしたらちょっと乾燥気味でしょう。

そうしたら、化粧をしないときでも、コールドクリームを使ってあげた方が良いと思います。
あと、毛穴の開きやニキビなどが気になるような時でも、コールドクリームを使ってあげて軽くマッサージしながら汚れを浮かしてあげるようにしてください。

もちろん、改善されれば、必ずする必要はありませんからね!

石けん洗髪うまくできません。正しい方法は?

もしかすると・・・・
すすぎが不十分で、石けんのアルカリを除去しきれず、もしも酸性処理(中和)させていなかったりすると髪の毛は、やはりパサパサとなり、頭皮もカサカサになる可能性があります。

手間はかかると思いますが、石けん洗髪を上手に行うコツを書いてみました。ご参照ください!

1.洗髪の前に、少し高めの温度(40〜42この程度のお湯が使用できない場合は頭皮がだいぶ傷んでいる可能性があります。)のお湯で素洗いをします!  これは、お湯でホコリやある程度の皮脂をあらかじめ洗い流すことと、石けんの洗浄性が高温で良好に発揮されることを利用しての処置です。

2.石けん洗髪します。
パサツキ感があるようなら、洗髪をした後よくすすぎをして、酸性リンスをよく髪、頭皮にもみこむようにして使用してみてださい!
この酸性リンスをよくもみこむように使用することがポイントです。キューティクルや頭皮等に残った石けん分が酸性リンスで中和(石けん分が壊れ)され脂肪酸(石けんの原料である油脂)に戻ろうとするので頭皮の潤いがもどります。

3.最後によくすすぎます
石けんを使用した後、酸性リンスを使用するのは石けん分を中和させるためです。
皮膚にもアルカリ中和能というものがあり、皮膚は常に弱酸性に保たれようとします。石けん洗髪時は必ず酸性処理を行ってください!

ちなみに・・・タオルで髪を拭いた後の濡れているうちに頭髪香油を手のひらに数滴おとし、毛先から2/3ぐらいまでよくもみこみます。すると、髪につやを与えます。