「パック」と言ってもさまざまなタイプがあります。
また、パック剤の内容によってはパック後の手当てが必要なものもあります。
まずは、使用目的を確認してから使うようにしましょう!
パックを内容的に分類すると・・・
●保湿・湿潤を目的とするパック
●エモリエント剤で皮膚を柔軟にするパック
●植物エキスなどの効果期待させるパック
●角質の表層を除去するはく離性パックなどがあります。
次、形態的に分類すると・・・
●エアゾール(スプレー)で合成ポリマーを泡状に噴射するパック(フォーム状パック)
●ポリマー系ゼリー状パック
●練り状のペースト状パック
●クリーム状パック
●クレイ(粘土)状パック
などがあります。
また、○○剤を配合した○○パックもありますが、実は「はく離パック」の他はほとんど必要性がないと思います。
パック本来の目的は形態はともかく、角質層の除去によって表皮の再生を促進させることです。
たとえば、20数年ほど前から欧米では安全なタンパク溶解剤の調査が行なわれてきました。乳酸などを用いる近年の皮膚科の「ピーリング」はこのはく離性パックをヒントに作用を強めたものです。
しかし、はく離性パック後には皮膚を休ませる手当てが必要です。
パック後のお肌は無防備な状態なので、肌を休め守るためにも必ず、すぐに化粧水をお顔に2回はたきクリームを薄くムラがないように塗ります。パック後は、取り除いた皮脂を補充する為にも必ずクリームを塗る必要があるのです。
ちなみに「ピーリング」は、皮膚を厚く剥ぎます。
だから、気になるシミがあったりすると簡単に取れてしまう場合もありますが、やはり女性のデリケートなお肌には刺激が強すぎると思いますので、個人的には反対ですが、全否定もしません。
その後のケアが重要だからです!
無防備な状態になったお肌に、皮膚環境に合っていない基礎化粧品を使ってケアをしていたらまた同じことの繰り返しになるからです。
肌の悩み・年代別オススメ度
-
4,180円(税込)
-
3,300円(税込)